卒業式の袴の着付け方は思ったより簡単なんですよ!
2016/03/07
大学の校内は、三月のまだ寒さの残る中、卒業式が毎年盛大におこなわれます。
最近は女子大生は決まって袴姿。
振袖の鮮やかな模様に、紫紺の袴や、えび茶やそして刺繍の施された袴など色とりどりです。
青空に映えて卒業証書を持ち、記念写真におさまるVサインの彼女たちの顔は、とても素敵な笑顔です。
いまや、卒業式には、袴は欠かせません。
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■着物も振袖でも、袖丈の短い普通の小紋でも良いのです!
普段の生活の中で、着物姿が見られなくなっている昨近、こうしたセレモニーや成人式などといったイベントなどに着物を着ることは、日本人である以上是非受け継いで行って欲しいものだと思います。
いえ日本人でなくても最近京都観光をする外国人が着物姿で街を歩いている姿をみかけます。
着物へのあこがれは、いまや日本人よりも外国人の方のほうが強いのかも知れないと思わせるほどです。
袴は日頃ほとんど着ることがないでしょうから、恐らく誰かに着付けてもらったのでしょう。
美容院でしょうか。
ですが、実は、袴の着付け方はさほど難しくはないのです。
着物も振袖でも良いですし、袖丈の短い普通の小紋でも良いのです。
付け下げや色無地の着物でも構わないのです。
普段着物を着る時よりも、丈を短くして着るので足元も動きやすいのです。
しかも履物は草履でもブーツでも、大丈夫です。
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■袴の着付け方とは?
まず、短く着付けた着物のうえに半幅の帯を蝶結びに締めます。
ちょうど浴衣を着る時に結ぶ帯の締め方です。
帯も簡単に結べます。
こうして着物を着付けたら、次に袴の着付け方ですが、まず前から後ろに両紐を回しますが、閉めた帯が少し見えるくらいの位置に決めます。
その位置から後ろの蝶結びにした帯の上に持って行って交差します。
交差した両紐を、今度は前に持ってきます。
それを、もう一度前横で交差します。
そしてもう一度後ろへ持って行って、蝶結びした帯の下で結びます。
その次に後ろ側の両紐を、蝶結びした帯の上に沿わせるように乗せます。
その両紐を今度は、前に持ってきて、横で交差します。
交差したひもを一度くぐらせそこで結び、横で蝶結びします蝶結びした肩紐で結び目を隠すようにくぐらせると更にきれいです。
着付け方はこれだけです。
一度やってみるととても簡単なので試してみてください。
■最後に
卒業式と言えば、最近では、幼稚園や小学校の卒業式でも、女の子の袴姿を見かけるようになりました。
まるで大正時代の女学生のようですね。
まず、子供の着付けから練習してみては、いかがでしょう。
卒業式シーズンも間近です。
是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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